商品づくりにかける情熱

お客様が美味しいと
云って下さる
味噌を造ること

当社のこだわりは『お客様が美味しいと云って下さる味噌を造ること』です。これが永遠の命題です。気温や湿度の変化など、時々で条件が変わるのを如何に見極め、一定の製品に仕上げるための努力をする事こそが、お客様にご満足いただける商品の提供に繋がります。菌も味噌も生き物であり直接口に入るものなので、とにかく片時も油断無く目を離さない事を心掛けています。

代表は、「当店の味噌は、自己満足かもしれないが無添加で本当に美味しいと思う。この味噌を良い状態でいかに早くお客様のもとへお届けするか。そのしくみを常に進化させつつ、変わらぬ伝統を守り、後生に伝承するかだろう。」と、申し上げております。

なるせみそ

大豆

当社の味噌は“多麹”“糖化型”の味噌です。麹歩合(大豆に対しての麹の比率)や製法は創業者角伊七(いひち)の口伝を忠実に守り続けています。

塩分は商品によって異なりますが9~12%。また、多麹の為、澱粉質が多く、醗酵熟成が早く、糖化が進むのが特徴でそれゆえ甘みのある味噌になります。

九州の味噌といえば麦味噌が連想されます。九州の気候、風土、食文化の関連があるようです。当社でも健康志向のお客様をはじめ麦味噌をごひいき頂いており、黄金色に熟成した麦味噌は大変味わい深く召し上がって頂ける商品です。

人気商品である“米、麦の調合味噌(合せ味噌)”は多麹、糖化型の味噌で甘みのある味噌になっています。

味噌

醤油の味を決めるのは
“生揚げ”であり
“もろみ”

『醤油の味を決めるのは“生揚げ”であり“もろみ”』です。以前、“生揚げ”の品質を保つことは、小規模の醸造所では設備等の問題で非常に難しいことでした。そのような中、角良孝(現社長)の父であった角正敏(前会長)は佐賀の醸造を手掛ける会社などに働きかけ、唐津に品質を保てる設備の整った工場建設を発案。「佐賀県醤油協業組合」を創設し、初代理事長に就任しました。

なるせしょうゆ

醤油樽

「佐賀県醤油協業組合」の創設により、安定品質の生揚げの生産は大きく前進しました。当社の醤油は、この生揚げをベースに製品化しています。余分な添加物は使わない安心できる製品、そして料理の風味を最大限に活かすことを心掛けております。

また、醗酵熟成した“もろみ”は、脇役の調味料である醤油が、主役の料理を際立たせるべく、旨味を引き出せるよう大切に創りあげております。

醤油